2009年7月28日
ヨーロッパにおけるもつ
ヨーロッパの一部の地域では、陰嚢、脳、豚の小腸、脚、心臓、(ブタや牛、羊、子羊の)頭、腎臓、肝臓、肺、胸腺や脾臓、睾丸、舌、鼻や様々な哺乳類の胃といった共通の料理がある。
伝統的なスコットランド料理のハギスは、羊の胃に、肝臓や心臓、肺、ロールドオーツ(つぶしたオート麦)やその他の材料を詰めて煮たものである。イングランド中部地方のファゴットは、主に肝臓とほほ肉からなる豚のミンチと、すりつぶしたパン、ハーブ、玉ねぎをブタの大網で包んだものである。ステーキ・アンド・キドニーパイ (Steak and kidney pie) は、イギリスで広く知られ、楽しまれている。ブラウン、イギリス英語で言うところのヘッドチーズは、動物の頭蓋骨(通常は豚)の肉や組織を刻んで煮込み、ゼラチンで冷やし固めたものである。
アイスランドには、独自のハギスやブラウンがある。アイスランドのハギスは、スラウトゥルと呼ばれ、二つのタイプがある。ブロウズミョール(ブラッドラード、血脂)は、羊の胃に、羊の血とロールドオーツ、刻んだ少量の羊の脂をつめたものと、lifrarpylsa(肝臓のソーセージ)は、羊の胃に、子羊の肝臓を潰したものとロールドオーツと刻んだ羊肉を混ぜてつめたものである。アイスランドのブラウンであるSviðは、焼いた羊の頭から作られ、熱い状態や冷たい状態、骨のままやゼラチンで固めるどちらの場合でも食べられる。
ルーマニアには、イースターに出される、drobと呼ばれるハギスに似た料理がある。ルーマニアの農民は、caltabosと呼ばれる、豚の内臓から作る伝統的なソーセージの一種を作る。一般的な料理であるチョルバ・デ・ブルタ (ciorba de burta) は、シュケンベ・チョルバ(トルコのイシュケンベ)と似ている。
南ドイツにおいては、郷土料理としていくつかの内臓料理が出される。バイエルンでKronfleischküche(クローンフライシュキュッヒェ)と呼ばれる料理には、横隔膜のステーキや、その他にも例えばMilzwurst(ミルツヴルスト)があり、細かくした脾臓のソーセージで、乳房を使った料理もある。シュヴァーベンは、フライドポテトともに出される酸味のある牛の胃の料理(牛の胃の煮込み)であるSaure Kutteln(ザワークッテルン)で有名である。Herzgulasch(ヘルツグーラッシュ)は、心臓を使った(以前は安くできていた)グーラッシュ(肉のシチュー)の一種である。肝臓はいろいろな料理で使われる、Knödel(クノーデル、スープなどにいれる団子)やSpätzle(シュペッツレ、刻んで塩茹でにしたもの)、やレバーソーセージなど。メインディッシュとしては、スライスしたリンゴとタマネギの輪切りと肝臓をいっしょにして料理した(Leber Berliner Art、レーバーベルリーナーアールト、肝臓のベルリン方式)は、ベルリンで有名な料理である。ヘルムート・コールが好んだSaumagen(ザウマーゲン)は、ヘルムートが連邦首相として在任していた間に、さまざまな政治的な理由で来訪した者たちへの試練となっていた。Markklößchen(マルククレッシェン)は、骨髄から作られた小さな団子である。それらは結婚式のスープとして、ドイツの一部の地域で出される。バイエルンでは、肺のシチューが出される。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
ヨーロッパにももつがあるんですね。なんだかとても以外です。
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